標的の村

 9月29日日曜日、秋晴れの少し暑いくらいの日。電車に乗って松本に行きました。映画をみるためです。
 ここらへんのいきさつはFacebookに書きましたので、話がだぶります。
 さて、電車は姨捨駅。ここは山の斜面を切り開いて田んぼを段々に配置した棚田で有名です。
水を張った頃、一つ一つの田んぼにそれぞれ月が映ることで有名ですが、今の時期、稲刈りあと、刈った稲を干しておく様もすてきです。のどかですね。遠くには千曲川と流域が見えます。目下の橋は大正橋かな?
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9時半に松本着。ゆっくり歩いて中央公民館Mウイングにいきます。
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この6階がホールになっていて、そこで開催。
主催はNPO法人らしく非商業ベースの映画を上映してくれているらしい。

見たのは、三上智恵監督「標的の村」
琉球朝日放送のディレクター

沖縄県北部の米軍演習場の一部を返還する見返りに、東村高江にある米軍訓練用ヘリパッドを増設しようとする沖縄防衛局とそれに反対し阻止しようとする地域住民の人の闘いを軸にして、普天間基地の全ゲートを住民が封鎖した闘い。そしてやってきてしまったオスプレイ沖縄配備。日本本土が経済的繁栄を謳歌している陰で、基本的生活権を蹂躙されている沖縄の人たちの姿を追いかけたドキュメンタリー映画です。
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感想は!
正直見なければ良かったというのが実感です。見なければ知らずにすんだ。
こうしてのほほんと、信州の山奥に住み、ヘリコプターの音なんか1ヶ月に1度も聞かず、もちろん低空飛行なんて見たこともなく。外人?善光寺に観光に来る人たちしか見たことありませんて。
中でもつらかったのは、普天間基地封鎖。阻止しようとしている人たちも、排除しようとしている警察も同じ沖縄の人たちだと、ご婦人が叫んでいるシーンです。一方でフェンスの中の米軍の兵隊はニヤニヤ笑ってみています。
見ている僕まで悔しくなってきますが、よく考えると、つまりこうして落ち着いて考えてみると、内地人の僕たちも、フェンスの向こうではなくて、海の向こうで、
米兵と同じくニヤニヤと見ている立場にいるのではないだろうか、そう思えてきます。
座り込んだ人たち、彼らのなかにはお年寄が多いようでした。時間の余裕があると言われると困っちゃうけど、少なくとも返還前の苦しい日々を過ごした経験のある方たちなんだろうなとおもいますね。勿論若い人たちもたくさんいましたけど。つまり、僕も何か出来そうな気がするんですよ。最後のシーンで高江ゲート前に毎日100人ずつ、いや200でも300でもいたら何とか止められるんだけど、と言ってたのが印象的でした。
僕も出来ること見つけよう。少し泣いちゃったけど元気取り戻して、Mウイングをでました。

松本に来たからはお城を見ないとね。
雲一つ無い晴天にそびえるお城。
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ところが松本城みたあとはすることもありません。
心も少し落ち込んでいて、さっさと長野に帰ることにしました。

行きの電車内でも、そうだったんですが、電車では読書タイムですね。
前泊博盛「日米地位協定入門」を読みました。結構進みましたよ。でも発車まで間際に買ったビールが効いたのかいつしか睡眠、周りは若い女性が多かったんでいい夢見れました、と言うわけはなく、気づいたら稲荷山。

さて、長野に戻った俺はおなかが空いて、先ほどビールを中途半端に飲んでしまったのでのどが渇き、しかし運動不足を解消せねば。
権堂の「いむらや」
あんかけラーメン大盛580円、とビール450円、いただきました。
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渋いメニューですね。しかも、安い。
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何とかならんものか自分!
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by tks23118 | 2013-09-30 08:04 | 色んな事あるのさ


海や山から小さな幸せの欠片を集めてくる係をしています。


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