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まれびとたちの沖縄

まれびととは民俗学の言葉で、外から来る来訪者、客人を示すもの。
この本でいうまれびととは沖縄を研究した先駆、彼らの多くは沖縄の外からきたひとであったという意味で使っている。
しかしこの「まれびと」の単語は沖縄を含む日本の信仰、民族、祭祀を知る基本であるとされている、
前史あたりの土着の人たちは自分たちに生きている現世とは別の世界があるとし、その黄泉の世界を
とこよ
と名付けたんですね。とこよには「祖先」が住んでいて現世の「悪魔」を祓ってくれるとされていた。
その「とこよ」からくる来訪者を「まれびと」と呼んでいた、というらしい。
南方の島では海飲むこうからくるとされたのに対し、山国の人たちは山之上から、また天からまれびとがくるとされ、それぞれの地で独特の祭祀が繰り広げられていた、というのが日本の信仰の原点だそうです。
楽しいですね。たのしい学問ですね。
沖縄の事を勉強wすると化ならずやそのあたりにふれるので、知っているんですが、海の向こうの天国を「ニライカナイ」というのね。
まあそれはどうでもよい。
まれびとたちの沖縄、読もう

オッとその前に今読んでいる、種田山頭火「行乞日記」と藻谷こうすけ「里山資本主義」も進めなくてはね。
まれびとたちの沖縄_d0085768_08222508.jpg

by tks23118 | 2016-03-04 08:06


海や山から小さな幸せの欠片を集めてくる係をしています。


by sanoman33